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「早稲田大学 文学学術院 村田晶子教授」

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私は、奈良さんが早稲田大学第二文学部に入学され、社会教育主事資格を得る演習で出会った。

第一回目の授業で「航空会社に勤め、ベトナムの子どもたちをアメリカに連れて行く仕事をしていた」という自己紹介の内容は衝撃的だった。

第二文学部に入学する社会人は、とても個性的でパワフルな方が多いが、その中でも奈良さんは光り輝いていた。

一言も聞き漏らすまいという気迫に満ちた学生であった。

演習では、時に若い学生を叱咤していた。

人材育成の仕事をされていたことを知ったのは、後のことだったが、とても納得が行った。

卒業式を前にして、今後の夢を語ってくださったとき、私は、これは奈良さんでなければなしえない仕事だと思った。

公正・正義とても硬い表現だが、奈良さんの中を貫いている価値観だ。

しかし、それは、人権、平和・・人々へのやさしい心持ちと同じ意味を持っているとも思う。

今、世界はグローバル化が著しい。

そうした時代に人間として持つべき感性や力は何か、問い続けながら、奈良さんの仕事は続いていくと思う。

人を育てる仕事は、まだ見ぬ未来を切り拓いていく仕事だ。

「奈良順子でなければなしえないこと」

私も同時代に生き、ぜひこの目で見てみたいと思っている。



          早稲田大学 文学学術院 教授 村田晶子





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